みなさんこんにちは。
先日、東京ビッグサイトで開催されたJIMTOF(工作機械見本市)に行ってきました。
4年振り?のリアル開催ともあって会場はかなりにぎわっており、展示会の醍醐味を感じることが出来ました。
鍛圧機械ゾーンのコーナーでは、トルンプのブースがあり、日本用にコンパクトに設計された
TruMatic3000が稼働しており、サンプル加工品も並んでおりました。
金型を使ってのザグリ加工や、2次元レーザーのみで皿加工を行うことが出来る制御など驚きのサンプルがありました。
トルンプの横にはアマダブースがあり、ヨーロッパで発表されたサーボ駆動のベンダーがお披露目されており、
かなりの盛況ぶりでした。
サーボ駆動なので、弊社で使用しているベンダーのEG6013の同じ方式の為、使いやすそうです( ^ ^ )
オイルを使用しないのも良いですね。
新型のバックゲージもかなり独特な形で、突き当てポイントがかなり増えていました。
しかも、突き当てを当てるワークの向きなどがカメラでリアルタイムで表示されており、プログラム上の製品向きと合っているか確認が出来ます。
↓写真の中央に映し出されているモニターで、製品の向きや突き当て場所が間違っていないか確認出来るようです。
また、ATCの設備の為、金型も自動で取付て準備してくれる優れものです。
今回、小物製品のバリ取り機の見学をメインで来たので、テスト加工も行ってもらいました。
小物専用なだけあってかなりコンパクトな設備です。それでもバリ取り機能はしっかりしていました。
1円玉サイズの小さいワークも難なく加工し、サンプル加工してもらった薄板の小物製品も綺麗にバリが取れておりました。
この様なペーパーでバリを除去するようです。固い玉ドロスも取れるのですごい研削力です。
こちらはドイツ製のバリ取り機で、同じ様に小物でもバリ取りが可能です。
かなり激しめのドロスまでバリ取り出来るとのことで、驚くべき性能でした( ^ ^; )
サンプル加工をしてもらいましたが、やはり綺麗にドロスを処理することが出来ました。
実際に見て・聞いたことで、非常に参考になりましたので、やはりリアル展示会は良いですね!
【 JIMTOF見学 】
精密板金 飯島プレス
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